いわゆる一般の下熱鎮痛剤です。長期連用で胃腸障害を来す恐れがあります。
薬物治療では、まず原因を診断し、痛みの種類に応じて下図のような手順を踏みます。
いわゆる一般の下熱鎮痛剤です。長期連用で胃腸障害を来す恐れがあります。
モルヒネのように、脊髄での痛みを遮断し、脳に作用して鎮痛します。
近年になって『トラムセット』や『ワントラム』という解熱鎮痛薬アセトアミノフェンとオピオイドのドラマドールを配合した合剤が登場しました。
この薬は、鎮痛効果はモルヒネの1/7ほどもあるものの、胃腸障害が少なく、長期連用が可能な薬として期待されます。慢性疼痛の患者さんは長期連用しても依存症にはなれません。
炎症のために神経が非常に過敏になり、ちょっとした刺激でも神経細胞が過剰に興奮して痛みを感じさせます。2012年に登場した『リリカ』は神経の過剰興奮を抑えて痛みを和らげます。
鎮痛剤だけでは改善が見られない場合に使います。
当院の進める"漢方薬"の他にビタミンB1や抗うつ薬があります。
① 神経ブロック
痛みの原因となる神経に局所麻酔薬を注射して痛みの信号が脳に伝わることを遮断する治療です。
② トリガーポイントブロック
押さえると痛みを感じる場所の筋肉(トリガーポイント)に局所麻酔薬を注射する治療です。
筋肉のコリが原因の痛みに効果があります。
※当院では行っておりません。